ゾウの見た夢

残念ながら年には逆らえないおばちゃんの独り言

ジュースを貰って泣けた話

ここ最近心が不安定だけど、本日更に不安定。

昨日は思春期真っ盛りの娘のつく嘘にダメージ食らったからな。

めんどくせーな、思春期。大事なのは分かるけど早く終わってくれよ。

 

ああ、でも私も相当面倒くさかったなあ、そう言えば。あの頃の親の立場に自分がなって、親の気持ちが初めて分かる。その立場にならなくちゃ気持ちが分からないなんて、自分はつくづく自分勝手な生き物だよな、なんて思う。

 

精神不安定な夫に思春期の娘。

その板挟み状態の私は時々潰されそうになる。もがいたって仕方がなくて、けど私に出来る事なんて実際全然なくて、ただただ嵐が過ぎるのを待つように、その嵐さえ本当に止むのかどうか分からないのに、ただただ何かを「待つ」しか私には出来ないのだ。

 

本当にこの嵐は過ぎ去ってくれるのだろうか。娘の思春期は時期がくれば終わる。だけど夫の事は先が見えなさすぎる。

 

そんなしんどさがダダ洩れだったのか(洩れないようにしていたつもりだけど)、今日は仕事中にある患者さんからジュースを貰った。90歳過ぎているけど認知はなく、とてもしゃっきりとした方。(ご本人はもう身体が動かなくてダメ、っていってるけど)

その方のケアが終わった後、急に「ジュースでも飲んでいきなさい」と言ってくれて、何だか分からないけどその優しさに泣きそうになった。

ただ単に暑いから、とかそんな気まぐれなのかもしれないけど、なんかこう、ぐっときたのよ。(語彙力ないなーw)

 

ありがとう。本当にありがとう。人は人の優しさに救われ、勇気をもらう。

その勇気は自分に泣く事を許す勇気でもある。(仕事中は泣きませんがね)

泣いたって状況は何一つ変わらないのは分かってる。けど、しっかり泣けたとき、その奥には良い意味での「諦め」と「覚悟」が出てくることを私は知っている。

 

本心は逃げたい、なんだけどねー。