ゾウの見た夢

残念ながら年には逆らえないおばちゃんの独り言

ギンナンシュウ

可愛くふみふみしている愛猫のお尻が臭う。

 

ここ暫く動物病院に行っていなかったから、肛門腺のケアをしていない。

そのせいなのは確定なのだが、他の猫様は一体どのようにケアしているのかが気になる。

 

YouTubeに肛門腺のケアの仕方があるが、とてもじゃないが出来る気がしない。

なんせ爪だって切れないのだ。

 

我が家の愛猫は推定3歳の頃に、近くのお寺から頂いてきた(保護、というべきか)。

3歳まで自由に過ごしていた事もあり、爪切りをしようとするとこちらが血まみれ確定で、肛門腺など触れたものではない。

っていうか、動物病院でケアしているのを見て

「絶対無理」

って思ったんだけどね。

(愛猫にも嫌われたくない、という下心も勿論ある)

 

でも正直、病院でのケアだって痛々しくて見ていられないのだ。

だから無理してやらなくてもいいかなーなんて思って先延ばしにしていたのだが…。

ここ最近は毛布をふみふみしては匂いが毛布に付き、私の膝でふみふみしてはズボンに匂いが付いてしまうのだ。

 

そしてこの時期。

銀杏の実が落ちる時期。

 

銀杏の実と猫の肛門腺の匂いって似ていて、我々家族は愛猫の肛門腺の匂いを「ギンナンシュウ(銀杏臭)」、略して「ナンシュウ」と愛情込めて言ったりしている。

だからね、今の時期ちょっと紛らわしいのだ。

自転車をるんるんと漕いでいる最中、銀杏の実が潰れた匂いが漂っていて、一瞬ドキっとする。

「うっ、ヤバい、愛猫の肛門腺の匂いが付いた服を着てきてしまったか?それともどこかに付いてたか!?」

と、時間にしてほんの一秒位、ばーーーーーっと思う。

で、そんな訳はなくて、これは銀杏の実の匂いだ、と理解してホッとする。

 

そろそろ動物病院に連れていかないとなあ。。。