美しい言葉の羅列。
どうしてこんなに美しい言葉を紡ぎだせるのか。
深くて遠くて、すぐ側にある言葉なのに思いつかない。
これをセンスというのか。
美しい言葉が並んだ時
それはとても美しい音になる。
あたたかくて切なくて、でもどこか懐かしくて。
すぐ側にある言葉なのにその存在にすら気が付かない。
気が付かないからこそ、言葉にされるとぐっと心を捕まえられるのだ。
こんな美しい言葉を紡ぎだせるあの人が羨ましくて
そして憧れ続ける。
生み出される言葉につい耳を傾けてしまうのは、
それらの言葉が私の心を躍らせるからなのだと思う。
私はここにいるけれど、心はまるで空に溶け込んでしまう位に
どこまでも拡がっていくから。
それはどこまでも心地良い。